ボロボロの原付の買取相場と高く売るコツ|完全ガイド2025

「ボロボロになった原付でも売れるの?」「動かない原付っていくらで買い取ってもらえる?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

実は、ボロボロの状態でも原付は買取可能で、適切な方法を選ぶことで想定以上の価格で売却できる場合があります。本記事では、動かない原付の買取相場から処分費用を抑える方法まで、初心者でもわかりやすく解説します。

  1. 【結論】ボロボロの原付でも買取可能!相場は0円~5万円
  2. ボロボロの原付の買取相場
    1. 状態別買取相場一覧
    2. 買取価格に影響する主な要因
  3. 不動車になる原因と買取への影響
    1. 不動車の主な原因
      1. 1. バッテリー上がり・劣化
      2. 2. キャブレター詰まり
      3. 3. エンジン故障
      4. 4. 電気系統トラブル
    2. 放置期間と買取価格の関係
  4. 人気車種別の買取相場
    1. ホンダ(Honda)
      1. リトルカブ
      2. ディオ(Dio)
      3. スーパーカブ50
    2. ヤマハ(Yamaha)
      1. ビーノ(Vino)
      2. ジョグ(Jog)
    3. スズキ(Suzuki)
      1. アドレス(Address)
      2. レッツ(Let’s)
  5. 高く売るための業者選び
    1. 大手買取業者の特徴
      1. バイク王
      2. バイクワン
      3. レッドバロン
    2. 専門業者・地域業者
      1. 廃車専門業者の特徴
      2. 一括査定サービス
    3. 業者選びのチェックポイント
  6. 査定前の準備とコツ
    1. 必要書類の準備
      1. 原付(125cc以下)の場合
      2. 書類紛失時の対処法
    2. 査定額を上げるコツ
      1. 1. 外観の清掃
      2. 2. メンテナンス履歴の整理
      3. 3. 複数業者での査定
      4. 4. 査定時の注意点
  7. 処分方法と費用比較
    1. 買取以外の処分方法
      1. 1. 指定引取場所での処分
      2. 2. 廃棄二輪車取扱店
      3. 3. 不用品回収業者
      4. 4. 個人売買(ヤフオク・メルカリ等)
    2. 処分方法の選び方
  8. よくある質問
    1. Q1. エンジンがかからない原付でも買取してもらえますか?
    2. Q2. 15年前の古い原付でも値段はつきますか?
    3. Q3. 書類を紛失していても売れますか?
    4. Q4. 錆びがひどい原付の買取相場はどのくらいですか?
    5. Q5. バイク王で買取拒否されたら他に選択肢はありませんか?
    6. Q6. 査定を高くするために修理した方が良いですか?
    7. Q7. 自賠責保険が切れていても売れますか?
    8. Q8. どの時期に売ると高く売れますか?
  9. まとめ
    1. 重要なポイント

【結論】ボロボロの原付でも買取可能!相場は0円~5万円

ボロボロの原付でも諦める必要はありません。

  • 買取相場:0円~5万円(状態・車種により変動)
  • 人気車種なら高値の可能性あり
  • 処分費用を抑える方法も豊富

以下で詳しく解説していきます。

ボロボロの原付の買取相場

状態別買取相場一覧

状態買取相場具体例
エンジン始動可能(軽微な故障あり)1万円~5万円外装の傷、軽微な錆び
不動車(修理可能)5,000円~3万円バッテリー上がり、キャブレター詰まり
重度の故障・廃車寸前0円~1万円エンジン故障、フレーム損傷
人気車種(状態問わず)1万円~5万円ビーノ、リトルカブ、ジョグなど

買取価格に影響する主な要因

プラス査定要因

  • 人気メーカー・車種(ホンダ、ヤマハ、スズキ)
  • 年式が比較的新しい(2010年以降)
  • 走行距離が少ない(3万km以下)
  • 書類が揃っている
  • 簡単な修理で復活可能

マイナス査定要因

  • エンジン完全故障
  • フレーム損傷・事故歴
  • 部品の欠損
  • 長期間の放置(5年以上)
  • 書類紛失

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不動車になる原因と買取への影響

不動車の主な原因

1. バッテリー上がり・劣化

修理難易度:★☆☆

  • 原因:長期間の放置、自然放電
  • 修理費用:3,000円~8,000円
  • 買取への影響:ほとんどなし

2. キャブレター詰まり

修理難易度:★★☆

  • 原因:ガソリンの劣化、燃料系統の詰まり
  • 修理費用:5,000円~15,000円
  • 買取への影響:軽微

3. エンジン故障

修理難易度:★★★

  • 原因:オイル不足、ピストン摩耗、バルブ故障
  • 修理費用:30,000円~100,000円以上
  • 買取への影響:大幅減額

4. 電気系統トラブル

修理難易度:★★☆

  • 原因:配線の断線、ヒューズ切れ、スイッチ故障
  • 修理費用:3,000円~20,000円
  • 買取への影響:中程度

放置期間と買取価格の関係

放置期間価格への影響主な劣化内容
1年未満軽微バッテリー上がり程度
1~3年中程度燃料系統の詰まり、タイヤ劣化
3~5年大きいゴム部品劣化、錆び進行
5年以上甚大全体的な腐食、部品固着

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人気車種別の買取相場

ホンダ(Honda)

リトルカブ

  • 特徴:実用性が高く、配達業務などで需要大
  • 買取相場
    • FI車(AA01-4以降):1万円~8万円
    • キャブ車(AA01-3まで):5,000円~6万円
  • ボロボロでも高値の理由:パーツ需要が高い、修理しやすい

ディオ(Dio)

  • 特徴:若年層に人気、カスタムベースとして需要
  • 買取相場:5,000円~5万円
  • ボロボロでも高値の理由:改造パーツが豊富

スーパーカブ50

  • 特徴:世界的に有名、信頼性抜群
  • 買取相場:1万円~10万円
  • ボロボロでも高値の理由:海外でも需要が高い

ヤマハ(Yamaha)

ビーノ(Vino)

  • 特徴:レトロなデザインで女性に人気
  • 買取相場
    • AY02(ホンダ製造):2万円~10万円
    • SA37J/SA54J:1万円~8万円
    • 旧型SA26J:1,000円~3万円
  • ボロボロでも高値の理由:デザイン性が高い、パーツ流用可能

ジョグ(Jog)

  • 特徴:スタイリッシュなデザイン、改造ベースとして人気
  • 買取相場
    • 新型AY01:4万円~9万円
    • SA36J/SA39J:1万円~6万円
  • ボロボロでも高値の理由:スポーツ系パーツが豊富

スズキ(Suzuki)

アドレス(Address)

  • 特徴:実用性重視、燃費が良い
  • 買取相場:5,000円~4万円
  • ボロボロでも高値の理由:実用車として根強い需要

レッツ(Let’s)

  • 特徴:軽快な走行性能、経済性
  • 買取相場:1万円~7万円
  • ボロボロでも高値の理由:修理コストが安い

<a id=”業者選び”></a>

高く売るための業者選び

大手買取業者の特徴

バイク王

メリット

  • 全国対応、無料出張査定
  • 累計200万台以上の実績
  • オークション相場を基準とした適正価格

デメリット

  • ボロボロの原付は買取拒否の場合も
  • 処分費用を請求される可能性

向いている原付:軽微な故障、人気車種

バイクワン

メリット

  • カスタム車の査定が得意
  • パーツ単位での評価も可能

デメリット

  • 対応エリアが限定的

レッドバロン

メリット

  • 全国に店舗展開
  • アフターサービスも充実

デメリット

  • 買取価格は控えめな傾向

専門業者・地域業者

廃車専門業者の特徴

  • バイク処分.comなど
  • 買取価格:0円が基本
  • 処分費用・廃車手続き:無料
  • 向いている原付:修理不可能、部品欠損多数

一括査定サービス

主要サービス

  • カチエックス
  • バイク比較.com
  • グーバイク

メリット

  • 複数業者の比較が簡単
  • 最高額を見つけやすい
  • 手間が少ない

デメリット

  • 営業電話が増える可能性
  • 業者によって査定基準にばらつき

業者選びのチェックポイント

  1. 無料出張査定対応
  2. 廃車手続き代行サービス
  3. 処分費用の有無
  4. 口コミ・評判の確認
  5. 対応の丁寧さ

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査定前の準備とコツ

必要書類の準備

原付(125cc以下)の場合

  • 標識交付証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 身分証明書
  • 印鑑
  • バイクの鍵(スペアも含む)

書類紛失時の対処法

標識交付証明書紛失

  • 再発行場所:市区町村役場
  • 必要なもの:身分証明書、印鑑
  • 費用:無料

査定額を上げるコツ

1. 外観の清掃

  • 洗車・拭き取り
  • 錆び取り(軽微なもの)
  • ステッカー・シール剥がし

2. メンテナンス履歴の整理

  • 修理記録の準備
  • 純正パーツの保管
  • カスタムパーツの詳細説明

3. 複数業者での査定

査定を受ける順番のコツ

  1. まず大手業者で相場感を掴む
  2. 地域業者で比較
  3. 一括査定で最終確認

4. 査定時の注意点

  • 故障箇所は正直に申告
  • 修理歴も包み隠さず説明
  • 希望価格は相場を調べてから提示

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処分方法と費用比較

買取以外の処分方法

1. 指定引取場所での処分

費用:無料(ただし運搬費は自己負担) 対象車種:国産メーカー4社(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ) 手続き:事前にWebサイトで確認・予約

2. 廃棄二輪車取扱店

費用:無料~5,000円程度 特徴:バイクショップが指定業者として登録 メリット:廃車手続きも同時に可能

3. 不用品回収業者

費用:5,000円~15,000円 メリット:自宅まで回収に来てくれる 注意点:悪質業者に注意、許可業者を選ぶ

4. 個人売買(ヤフオク・メルカリ等)

期待価格:1万円~10万円(部品取り需要) メリット:高値での売却可能性 デメリット:出品・梱包・発送の手間、トラブルリスク

処分方法の選び方

原付の状態おすすめ処分方法理由
軽微な故障買取業者修理価値があり、買取価格期待
重度故障一括査定→廃車専門業者複数業者で確認後、無料処分
人気車種個人売買も検討マニア需要で高値の可能性
書類なし地域のバイク店相談書類再発行から対応可能

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よくある質問

Q1. エンジンがかからない原付でも買取してもらえますか?

A. はい、可能です。不動車専門の買取業者や一括査定サービスを利用することで、買取してもらえる可能性があります。エンジンがかからない原因が軽微(バッテリー上がり、キャブレター詰まりなど)であれば、1万円~3万円程度の査定がつくことも珍しくありません。

Q2. 15年前の古い原付でも値段はつきますか?

A. 車種によっては値段がつく可能性があります。特にホンダのリトルカブやスーパーカブ、ヤマハのビーノなどの人気車種であれば、古くても需要があります。まずは一括査定で複数業者に見てもらうことをおすすめします。

Q3. 書類を紛失していても売れますか?

A. 書類がなくても買取は可能ですが、査定価格に影響する場合があります。標識交付証明書は市区町村役場で無料再発行できるので、事前に取得しておくと良いでしょう。

Q4. 錆びがひどい原付の買取相場はどのくらいですか?

A. 錆びの程度にもよりますが、表面的な錆びであれば大きく査定に影響しません。ただし、フレームやエンジン部分に深刻な錆びがある場合は、買取価格が大幅に下がる(0円~5,000円程度)か、処分費用を請求される可能性があります。

Q5. バイク王で買取拒否されたら他に選択肢はありませんか?

A. バイク王で買取拒否されても諦める必要はありません。以下の選択肢があります:

  • 一括査定サービスで他業者を探す
  • 廃車専門業者に無料引き取りを依頼
  • 部品取りとして個人売買
  • 指定引取場所での無料処分

Q6. 査定を高くするために修理した方が良いですか?

A. 基本的には修理せずに査定に出すことをおすすめします。修理費用が査定アップ分を上回る場合が多いためです。ただし、以下の簡単な作業は効果的です:

  • 洗車・清掃
  • バッテリー交換(3,000円程度)
  • エアクリーナー清掃

Q7. 自賠責保険が切れていても売れますか?

A. 自賠責保険が切れていても買取は可能です。ただし、有効期限が残っている場合は解約返戻金を受け取れるので、売却後に忘れずに手続きを行いましょう。

Q8. どの時期に売ると高く売れますか?

A. 原付が高く売れる時期は以下の通りです:

  • 2月~3月:新生活需要で最も高値
  • 6月~7月:夏休み・ボーナス時期
  • 9月~10月:秋の行楽シーズン

逆に冬場(12月~1月)は需要が落ち込むため、査定価格も下がりがちです。

まとめ

ボロボロの原付でも適切な方法を選ぶことで、想定以上の価格で売却できる可能性があります。以下のポイントを押さえて、最適な処分方法を選びましょう:

重要なポイント

  1. 複数業者での査定が必須 – 業者によって評価基準が大きく異なります
  2. 人気車種は状態が悪くても高値の可能性 – ビーノ、リトルカブ、ジョグなど
  3. 一括査定サービスの活用 – 効率的に最高額を見つけられます
  4. 書類の準備 – 査定前に必要書類を揃えておきましょう
  5. 処分費用を抑える選択肢 – 買取不可でも無料処分方法があります

最終的な判断基準

  • 修理可能な軽微な故障 → 買取業者
  • 重度の故障・廃車寸前 → 一括査定後、廃車専門業者
  • 人気車種・希少車種 → 個人売買も検討

どのような状態の原付でも、まずは無料査定を受けてみることから始めましょう。処分費用を払うことになったとしても、事前に相場を知ることで適切な判断ができます。

あなたの原付が少しでも高く売れることを願っています。