廃車買取とは何か?基本的な仕組みを理解しよう
廃車買取の定義
廃車買取業者とは、年式の古い車や走行距離の多い車、さらに事故車や長期間放置して動かない車などを買い取ってくれる業者のことを言います。通常の中古車買取業者では価値がつかない車でも、廃車買取業者は引き取った車を分解し、中古パーツとして販売したり、鉄やアルミニウム、ガラスを資源として販売することで利益を得ています。
廃車買取業者が利益を得る3つの仕組み
1. 中古パーツとしての再販売
見た目はボロボロの車でも、部品の中には、まだまだ使用できるパーツも。廃車買取業者は、そういったパーツを中古部品として再販売することで利益を得ているのです。エンジンやミッション、ドアやボンネット、ハンドルやシートなど、様々な部品が再利用されます。
2. 鉄・金属資源としてのリサイクル
部品だけでなく、廃車買取した車は鉄スクラップとして販売することも可能です。車体を解体して金属類を選別し、鉄やアルミニウムなどの資源として再販売します。鉄やスクラップの販売は、人気車種かどうかは関係なく車両重量によって価格が異なります。
3. 海外輸出での再利用
日本車は海外、特に発展途上国でかなりの人気がある車となりますので、日本市場では値が付かない様な車であっても想像以上に高い金額で買い取ってくれる事があるのです。特にトヨタ車やディーゼル車、商業車(バン、トラック)などが人気です。
廃車買取のメリット・デメリット
廃車買取の5つのメリット
1. 費用ゼロで処分できる
廃車買取業者では、中古パーツや金属類の再販で利益を生み出しており、解体費用や廃車の手続きにかかる費用を無料で提供しています。自分で廃車手続きを行う場合、解体費用(1~2万円)、レッカー代(1~2万円)がかかりますが、これらが全て無料になります。
2. 面倒な手続きを全て代行
廃車買取業者に依頼すると、書類手続きの代行が可能です。運輸支局での廃車手続きや必要書類の準備など、複雑な手続きを全て業者が代行してくれます。
3. 買取金額がつく可能性
どんな状態の車であっても、0円以上の価値をつけて引き取ってくれるという点です。処分に困っていた車が思わぬ金額で買取される場合もあります。
4. 迅速な対応
最短でご依頼日即日にお引き取りさせていただいておりますという業者も多く、急いで車を処分したい場合にも対応可能です。
5. 全国対応
多くの廃車買取業者が全国対応しており、地方にお住まいの方でも利用できます。
廃車買取のデメリット
1. 買取価格が低い場合がある
まだ走行可能な車の場合、通常の中古車買取業者の方が高値がつく可能性があります。
2. 業者選びが重要
業者によっては廃車手続きをせずに、使い回す悪徳業者もいます。信頼できる業者を選ぶ必要があります。
3. 還付金の説明がない場合
廃車買取業者には還付金について知らせる義務がありません。還付金について事前に確認することが重要です。
廃車買取業者おすすめランキング TOP10
1位:カーネクスト
特徴
- 事故車や故障車、何年も動かしていない低年式車など、他社では買取金額が付かないと言われたお車も、カーネクストでは原則0円以上で買取しております
- 引き取り満足度91.9%(2021年11月調査)
- 全国対応(一部離島除く)
メリット
- レッカー費用無料
- 廃車手続き代行無料
- 海外販路による高価買取
2位:廃車王
特徴
- 電話対応満足度 90.4%※自社調べ
- 自社店舗からのレッカー対応でスピーディ
- 150店舗で全国を網羅
メリット
- 廃車手続き費用無料
- 引き取り原則無料
- キャンセル手数料無料
3位:ハイシャル
特徴
- 全国1,000社以上の提携業者
- 一部離島でも引き取り対応
- 電話相談窓口あり
メリット
- 全国幅広いエリア対応
- 相談だけでも可能
- 実店舗なしでもサービス充実
4位:ソコカラ
特徴
- 累計取扱台数84万台の実績
- JPUC加盟で安心取引
- 自動車税還付金をお客様に返還
メリット
- 豊富な実績
- 業界団体加盟の信頼性
- 還付金の適切な処理
5位:廃車本舗
特徴
- 創業17年の老舗
- 長年のノウハウを活用
- どんな車でもしっかり査定
メリット
- 長期間の実績と信頼
- 専門知識豊富
- 丁寧な査定
6位:ナビクル廃車買取
特徴
- 25秒で買取額の目安確認
- 複数業者との比較可能
- スピーディな査定
メリット
- 迅速な査定
- 相場確認が簡単
- 比較検討しやすい
7位:ビッグエイト
特徴
- 電話番号入力不要の査定
- 放置車両撤去の実績
- メールでの信頼関係構築
メリット
- プライバシー配慮
- 特殊な車両にも対応
- 丁寧な対応
8位:廃車無料.com
特徴
- 年中無休対応
- お客様満足度95%
- 土日も引き取り可能
メリット
- いつでも相談可能
- 高い顧客満足度
- 平日忙しい方にも対応
9位:タウ
特徴
- 事故車・故障車・中古車に対応
- 無料査定フォーム
- 簡単見積もり
メリット
- 幅広い車種対応
- 手軽な査定
- 明確な見積もり
10位:ユーカーパック
特徴
- 廃車買取と通常買取の比較
- 最適な売却方法提案
- 手数料完全無料
メリット
- 最適な売却先の提案
- ワンストップサービス
- 負担なし
失敗しない廃車買取業者の選び方
1. 自社リサイクル工場の有無を確認
自社リサイクル工場をもっていない業者は、解体を他の業者に依頼しなければいけません。このとき、委託料がかかり、余計な解体費用を私たち消費者が負担しなければいけない可能性があるので注意しましょう。
2. 還付金について説明してくれるか
業者に還付金の説明義務はありません。そのため、業者によっては還付金の説明をせずに一連の取引が終了します。必ず還付金について事前に確認し、きちんと説明してくれる業者を選びましょう。
3. 海外販路を持っているか
車の販売方法は、大きく国内と海外の2種類に分けられます。廃車買取業者を選ぶ際は、なるべく海外への販売経路ももっている業者を選びましょう。海外販路があることで、より高い買取価格が期待できます。
4. 手数料の有無を確認
以下の費用が無料かどうか必ず確認してください:
- レッカー代:自走不可の車の引き取り費用
- 廃車手続き代行費用:書類手続きの代行料
- 解体費用:車の解体にかかる費用
- キャンセル料:契約後のキャンセル手数料
5. 全国対応しているか
廃車買取業者の中には、全国エリアに対応していないところもあります。お住まいの地域に対応しているか事前に確認しましょう。
6. 廃車手続きの書類提出があるか
廃車手続きがなされていないと車の所有者としての登録が残ったままのため、車を手放していても自動車税が発生したり、何らかの事件に巻き込まれたりする可能性があります。廃車手続き完了の証明書類を送付してもらえるか確認しましょう。
廃車買取相場と査定額の決まり方
車種別廃車買取相場の目安
車種分類 | 買取相場 | 備考 |
---|---|---|
軽自動車 | 0円~5万円 | 人気車種は高値の場合も |
コンパクトカー | 0円~8万円 | ハイブリッド車は高評価 |
普通車(1.5L~2.0L) | 0円~10万円 | トヨタ車は海外人気高 |
大型車・SUV | 0円~15万円 | ディーゼル車は特に高値 |
商用車(バン・トラック) | 0円~20万円 | 海外需要が高い |
※上記は目安であり、実際の買取価格は車の状態や年式により大きく変動します。
査定額を決める5つの要素
1. 車種・メーカー
高価買取が期待できる車種
- トヨタ車全般(特にプリウス、ハイエース、ランドクルーザー)
- ディーゼル車
- 商用車(ハイエース、キャラバンなど)
- 軽自動車(ジムニー、アルトワークスなど)
2. 年式と走行距離
- 年式が新しく走行距離が少ないほど高評価
- ただし、海外輸出車種は年式・走行距離が多くても価値あり
3. 車の状態
- エンジンの動作状況
- 外装・内装の損傷程度
- 事故歴の有無
- 修復歴の有無
4. 需要のある部品
再利用可能な部品の有無:
- エンジン関連部品
- 電装系部品
- エアコン関連部品
- ナビゲーションシステム
5. 重量(鉄資源としての価値)
廃車買取の際は、車両がどのくらい鉄資源を含んでいるのかが査定され、鉄資源含有量が多いほど高い価格が付きます。
廃車買取の流れと必要書類
廃車買取の基本的な流れ
STEP1:査定依頼
廃車の買取を依頼する業者を、廃車専門の買取業者の中から決めましょう。ほとんどの業者がウェブサイトや電話で対応しています。
査定時に準備しておくもの
- 車検証
- 車の現在の状況(動く/動かない)
- 事故歴・修復歴の有無
- 外装・内装の状態
STEP2:査定額の提示
多くの業者で電話やオンラインでの概算査定が可能です。複数業者から見積もりを取ることをおすすめします。
STEP3:契約と書類準備
査定額に納得したら契約を結び、必要書類を準備します。
STEP4:車両引き渡し
自走不可な車両の場合はレッカーや積載車などで運び出しますが、クルマの保管場所によっては特殊車両が入れない場合もあるので、査定時にしっかりと打ち合わせしておきましょう。
STEP5:入金・廃車手続き完了
車両引き渡し後、3営業日以内に買取金額が振り込まれるのが一般的です。廃車手続き完了後、証明書類が送付されます。
必要書類一覧
普通自動車の場合
書類名 | 取得場所 | 備考 |
---|---|---|
車検証 | 車内保管 | 原本必要 |
自賠責保険証明書 | 車内保管 | 有効期間内のもの |
印鑑登録証明書 | 市区町村役場 | 発行から3ヶ月以内 |
実印 | 本人保管 | 印鑑登録済みのもの |
リサイクル券 | 車内保管 | 紛失時は再発行可能 |
譲渡証明書 | 業者が用意 | 実印での押印が必要 |
委任状 | 業者が用意 | 手続き代行用 |
軽自動車の場合
書類名 | 取得場所 | 備考 |
---|---|---|
車検証 | 車内保管 | 原本必要 |
自賠責保険証明書 | 車内保管 | 有効期間内のもの |
リサイクル券 | 車内保管 | 紛失時は再発行可能 |
認印 | 本人保管 | 実印は不要 |
住所・氏名変更がある場合の追加書類
1回の変更の場合
- 住民票(発行から3ヶ月以内)
複数回の変更の場合
- 戸籍の附票
- 住民票の除票
結婚等で氏名変更がある場合
- 戸籍謄本
還付金について詳しく解説
廃車時に戻ってくる3つのお金
廃車をすると、以下の3つのお金が戻ってくる可能性があります:
- 自動車税の還付金
- 自動車重量税の還付金
- 自賠責保険の返戻金
1. 自動車税の還付金
概要
自動車税とは、4月1日時点で普通自動車を所有している人に課せられる税金です。年度の途中で廃車した場合、手続きが完了した日が属する月の翌月から3月までの自動車税が還付されます。
計算方法
還付金額 = 年間自動車税額 ÷ 12ヶ月 × 残り月数
計算例
- 排気量1,500ccの車(年間自動車税:30,500円)
- 10月に廃車手続き完了
- 還付対象期間:11月~翌年3月(5ヶ月)
- 還付金額:30,500円 ÷ 12 × 5 = 12,708円 → 12,700円(100円未満切り捨て)
排気量別自動車税早見表(2019年10月1日以降登録車)
排気量 | 年間税額 | 月額 |
---|---|---|
660cc以下(軽自動車) | 10,800円 | 還付なし |
1,000cc以下 | 25,000円 | 2,083円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 | 2,541円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 | 3,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 | 3,625円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 | 4,166円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 | 4,750円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 | 5,458円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 | 6,291円 |
注意点
- 軽自動車の所有者に義務付けられている軽自動車税については、年度内に廃車しても税の還付はありません
- 手続きが月をまたぐと還付金が1ヶ月分減額される
- 未納の地方税がある場合、還付金が充当される場合がある
2. 自動車重量税の還付金
概要
自動車リサイクル法に基づき使用済自動車が適正に解体され、解体を事由とする永久抹消登録申請又は解体届出と同時に還付申請が行われた場合に車検残存期間に対応する自動車重量税額が還付されます。
計算方法
還付金額=納付された自動車重量税額×車検残存期間÷車検有効期間
計算例
- 納付した重量税:24,600円
- 車検残存期間:5ヶ月
- 車検有効期間:24ヶ月(2年車検)
- 還付金額:24,600円 × 5 ÷ 24 = 5,125円
重量別重量税早見表(継続車検時・2年間)
車両重量 | 重量税額 | エコカー減税対象車 |
---|---|---|
軽自動車 | 6,600円 | 5,000円 |
0.5t以下 | 8,200円 | 5,000円 |
0.5t超1.0t以下 | 16,400円 | 10,000円 |
1.0t超1.5t以下 | 24,600円 | 15,000円 |
1.5t超2.0t以下 | 32,800円 | 20,000円 |
2.0t超2.5t以下 | 41,000円 | 25,000円 |
注意点
- 車検残存期間が1ヵ月未満の場合は、還付を受けることができません
- 解体を伴う永久抹消登録が必要
- 還付申請書を運輸支局等へ提出し、使用済自動車の最終所有者の住所を所轄する税務署から還付金が支払われるまでには、おおむね2か月半程度かかります
3. 自賠責保険の返戻金
概要
自賠責保険は強制保険のため、廃車時に有効期間が1ヶ月以上残っている場合、返戻金を受け取ることができます。
計算方法
返戻金額 = 保険料 × 残存期間 ÷ 契約期間
注意点
- 廃車手続き完了後に保険会社へ解約手続きが必要
- 自動的には解約されないため、自分で手続きする必要がある
- 解約手続きには廃車証明書が必要
還付金を確実に受け取るためのポイント
- 還付金について説明してくれる業者を選ぶ
- 買取価格と還付金を分けて説明してもらう
- 還付金の受け取り方法を事前に確認する
- 手続き完了書類を必ず受け取る
- 還付通知が届かない場合は各機関に問い合わせる
廃車買取を高く売るコツとテクニック
1. 複数業者で相見積もりを取る
廃車買取業者を選ぶ場合も複数の業者に確認してみると良いでしよう。業者によって廃車を買い取った後の処理ルートが異なるからです。最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。
2. 売却タイミングを見極める
高く売れる時期
- 9月:中古車需要の高まり
- 1月~3月:新生活需要
- 決算期前:業者の在庫確保需要
避けるべき時期
- ゴールデンウィーク:業者休業
- お盆休み:需要低下
- 年末年始:市場停滞
3. まずは中古車買取業者に査定依頼
まだまだ走れる車の場合は、廃車買取業者より中古車買取店へ査定依頼することをおすすめします。自走可能で年式が新しい車は、廃車買取より高値がつく可能性があります。
4. 車の状態を良好に保つ
どうせ廃車するからと言って処分する車を屋外に放置してしまうと査定時に錆びなどで買取価格が下がります。少しでも高く売るのであれば引取りまでブルーシートを被せたり、車庫で保管したりするのがコツの一つです。
5. 純正パーツを用意する
社外品でカスタマイズしている場合でも、純正パーツが手元にあれば査定額アップが期待できます。
6. 海外販路を持つ業者を選ぶ
なので、廃車買取業者を選ばれる際は数は少ないかも知れませんが、出来る限り海外の販路を持っている業者を選ぶようにしましょう。
7. 車検証の情報を正確に伝える
見積もりの依頼をすると、業者から車種や年式などを確認されるため、正確な情報を伝えるために車検証を準備しておくと良いでしょう。
8. 月末までに手続きを完了させる
廃車の手続きに関して特に期限があるわけではありませんが、月をまたぐケースでは還付金が減額されてしまいます。
よくあるトラブルと対処法
1. 買取価格の後日減額
トラブル内容
査定時に提示された価格から、後日理由をつけて減額される。
対処法
- 契約書面で最終価格を確認
- 車の状態を詳細に伝える
- 査定時の写真を撮影しておく
- JPUC加盟業者を選ぶ
2. 高額な手数料の請求
トラブル内容
高額な手数料を請求するといった業者も見受けられます。
対処法
- 事前に全ての費用を確認
- 無料サービスの内容を書面で確認
- 複数業者で比較
3. 還付金の説明不足・未返還
トラブル内容
事前に還付金について知らせずに、尋ねた場合は「手数料と相殺した」などと答えて還付金を返さないケースもあります。
対処法
- 事前に還付金について質問
- 買取価格と還付金を分けて説明してもらう
- 還付金の受け取り方法を確認
4. 廃車手続きが行われない
トラブル内容
業者によっては廃車手続きをせずに、使い回す悪徳業者もいます。
対処法
- 廃車手続き完了証明書の送付を約束させる
- 手続き完了予定日を確認
- 完了後に運輸支局で確認
5. 連絡が取れなくなる
トラブル内容
契約後に業者と連絡が取れなくなる。
対処法
- 大手業者や実績豊富な業者を選ぶ
- 所在地を確認
- 口コミ・評判を事前調査
トラブル回避のための業者選び5原則
- JPUC加盟業者を選ぶ
- 実績と運営年数を確認
- 口コミ・評判を調査
- 無料サービスの範囲を明確化
- 契約内容を書面で確認
FAQ:よくある質問と回答
Q1. 動かない車でも買取してもらえますか?
A. はい、動かない車でも買取可能です。事故車や故障車、何年も動かしていない低年式車など、他社では買取金額が付かないと言われたお車も、カーネクストでは原則0円以上で買取しております。レッカー車での引き取りも無料で対応している業者が多いです。
Q2. 車検切れの車は売却できますか?
A. 車検が切れていても売却可能です。ただし、業者が引き取りを行う際にレッカー代が発生する場合があるので、事前に確認が必要です。
Q3. 廃車買取の相場はどのくらいですか?
A. 車種や状態によって大きく異なりますが、軽自動車で0~5万円、普通車で0~15万円程度が目安です。人気車種や海外需要の高い車種では、さらに高値がつく場合もあります。
Q4. 必要書類を紛失してしまいました
A. 車検証や自賠責保険証明書を紛失した場合は再発行が可能です。リサイクル券も自動車リサイクルシステムのウェブサイトから再発行できます。業者に相談すれば手続きをサポートしてくれる場合もあります。
Q5. ローンが残っている車でも廃車できますか?
A. ローンが残っている車でも廃車買取は可能です。ただし、所有者が自分以外の場合は、廃車手続きを行うのは難しく、ローンを完済する必要があります。買取金額をローン返済に充てることも可能です。
Q6. 還付金はいつ頃受け取れますか?
A.
- 自動車税:手続き完了から1~3ヶ月後
- 自動車重量税:おおむね2か月半程度かかります
- 自賠責保険:解約手続き完了から1~2ヶ月後
Q7. 廃車買取の手続きにはどのくらい時間がかかりますか?
A. 査定から車両引き渡しまでは最短即日、廃車手続きの完了まで含めると1~2週間程度が一般的です。急ぎの場合は事前に業者に相談しましょう。
Q8. 軽自動車と普通車で手続きに違いはありますか?
A. 主な違いは以下の通りです:
- 軽自動車:認印でOK、軽自動車税の還付なし
- 普通車:実印・印鑑証明書が必要、自動車税の還付あり
Q9. 事故車や水没車でも買取可能ですか?
A. はい、多くの廃車買取業者で事故車や水没車の買取に対応しています。損傷の程度によって買取価格は変わりますが、部品や金属資源としての価値があるため買取可能です。
Q10. 複数の業者に査定を依頼しても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。むしろ複数業者で比較することで、より高い買取価格や良いサービスを見つけることができます。ただし、同じ条件で比較するようにしましょう。
まとめ
廃車買取は、動かなくなった車や古い車を費用ゼロで処分でき、さらに買取金額まで受け取れる非常にメリットの多いサービスです。ただし、業者選びを間違えると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
成功のポイント
- 複数業者で相見積もりを取る
- 還付金について事前に確認する
- 信頼できる業者を選ぶ
- 手続き完了まで責任を持って対応してもらう
この記事を参考に、あなたにとって最適な廃車買取業者を見つけて、愛車を賢く手放しましょう。廃車だからといって諦めず、まずは査定を受けてみることをおすすめします。意外な価値が見つかるかもしれません。